これらは、低線量ホルミシス効果として複数の本で紹介されていたものです。
健康効果の詰め合わせというか、全部のせ丼と言ってもいいラインナップですね。
ここまで多いと本当か?と逆に思う人もいるかもしれません。
今回はホルミシス効果について書かれた書籍から、わたしたちが実際に得られる効能について、内容を引用しながらご紹介したいと思います。
わ、わかりました。よろしくお願いします。(ていうか誰。。?)
同じ内容を動画でも解説しています!
低線量放射線がカラダに与えるメリット
低線量放射線を浴びる様々な効果・効能が、臨床研究や患者の治療に放射線ホルミシスを導入した医師から発表されています。
体温アップ、疲労回復、血流促進、免疫力アップ、ストレス緩和、アンチエイジング(若返り)、ED改善、深い睡眠・・・などなど。
身体の不調の改善効果(一例)
- 慢性疲労
- 肩こり・腰痛
- むくみ・冷え・便秘
- 貧血
- 眼精疲労
- 不眠
- もの忘れ
- うつ
- 夜間の頻尿
- 月経不順
- 生理痛
- 更年期障害
美容の悩みの解消(一例)
- 肌荒れ
- シミ・シワ
- 肌のたるみ
- 抜け毛・白髪
- アンチエイジング
病気予防や難病の改善(一例)
- 各種ガン
- 糖尿病
- 高血圧
- 動脈硬化
- 潰瘍性大腸炎
- 関節リウマチ
- アトピー性皮膚炎
- 不妊症
- 前立腺の病気
- 自律神経失調症
- パーキンソン病
- アルツハイマー病
- クローン病
- 自己免疫性疾患
- メニエール病
- 花粉症
- 神経痛
- 打撲・捻挫
- むちうち
- 喘息
- 慢性気管支炎
- サルコイドーシス
- 乾癬(尋常性、関節炎)
読むのも大変なほど多いですね。笑
病気の人はもちろん、健康な人でも低線量の放射線を浴びるメリットは数多くあります。
実はわたし自身色々なホルミシスグッズを取り寄せて試しています。特に持病はないのですが、個人的に特に体感しているのは、疲労回復と深い睡眠の2つですね。夜の寝つきが明らかによくなり、熟睡できるようになりました。以前は長く寝ても疲れが取れないことよくあったのですが、今は朝起きるとしっかり体力が回復して疲れが取れています。
もともと体に不調を抱えている人ほど体感しやすいそうです。
低線量の放射線により”高まる”4つの力
これら様々な効能は低線量放射線が身体に与えた作用の「結果」です。
では、直接の作用はなにか。というと、ずばり4つあります。
抗酸化力がけた違いに高まる
DNA修復能力が高まる
がん細胞増殖の抑止力が高まる
免疫力が高まる
ふーん、ほんとに4つもあるのかしら?
(そこから..?)はい、、あります。1つずつ紹介していくよ。
抗酸化力がけた違いに高まる
はい、でました抗酸化力。健康分野の頻出キーワードで、最近は食品などでもよく聞きますよね。
低線量の放射線を浴び続けると悪名高い活性酸素を処理する能力が高まります。
つまり、抗酸化作用があるということです。 それも食品の抗酸化力とはけた違いだそうです。
活性酸素の活動を抑制するためには、ビタミンCやビタミンEの摂取が効果的ですが、実は低線量の放射線には、それらとはけた違いの抗酸化作用があることが分かっています。
(P.18 )医師も認める!!健康&美容の最新療法 ホルミシスの力
人が低線量放射線を受けると、体内の水分が分解され、瞬間的に大量の活性酸素が発生します。すると身体は、あわてて抗酸化系のスイッチを入れ、活性酸素に対抗しようとします。その結果、抗酸化酵素が次々に発生し、余計な活性酸素を除去してくれるのです。
(P.18 )医師も認める!!健康&美容の最新療法 ホルミシスの力
低線量の放射線を浴び続けると活性酸素を処理する能力が高まります。(中略)強烈な酸化力をもち大量に発生しやすい活性酵素スーパーオキシドを除去する酵素SODや、寿命が短くても酸化力が強く、特に脂質を連鎖的に酸化させる活性酵素ヒドロキシラジカルを消去する抗酸化化合物のグルタチオンなどが増えます。
(P.35)放射線ホルミシスで健康長寿 プラスの効果が体を変える!
運動でも活性酸素が出ますが、適度な運動を習慣的に続けると、抗酸化力が高まって活性酸素に強くなります。これとよく似ているといえ ますね!
ビタミンCが抗酸化作用があるのは有名ね。でも放射線の抗酸化作用は”けた違い”というのなら、その根拠が知りたいわ。
“けた違い”の根拠としてこんな記述を見つけたよ。
これまで薬による抗酸化酵素の増大は、最高の効果を持つものでもわずか数パーセントにとどまっていました。一方、これまで紹介した実験では、微量の放射線を照射することで、抗酸化酵素の発生を50%もアップすることができるという結果が出ています。これは医療の専門家からみると、歴史を変えるようなできごとなのです。放射線ホルミシスはまさに夢の治療法といえるでしょう。服部博士は言います。「普通の薬品がピストルだとしたら、放射線ホルミシスはバズーカ砲だ。」と
(P.28)医師がすすめる低放射線ホルミシス 驚異のラドン浴療法
有名なファイザー製薬が全力を挙げて開発した薬でも効果は僅か2%だったんだって。
放射線だと50%アップとなると、ざっと25倍ね。確かにケタ違いだわ!
そうだね。ただ、この実験は動物実験での結果だから人の細胞でも全く同じ50%アップが期待できるかは分からない。けど薬に比べると大幅に向上することが予想できるよね。
活性酸素はほとんどの病気や不調の原因となっていることが近年分かってきています。
活性酸素は実際どんな悪影響があるのか?をもっと詳しく知りたい方は、次回の記事もチェックしてみてください。
DNA修復能力が高まる
がん細胞増殖の抑止力が高まる
この2つの作用はどちらも 低線量放射線を照射することで P53遺伝子という人が誰しももっているスーパー遺伝子が活性化されることで現れます。
P53遺伝子はこの遺伝子は損傷したDNAを修復する働きと、DNA修復ができなかった細胞を自爆死(アポトーシスと言います)させてがんを発症させないようにコントロールする2つの働きがあります。
がんの発症の直接的な原因としてDNAの損傷が考えられていることから、P53遺伝子はがん抑制遺伝子とも言われています。
低線量放射線によって、活性化したP53遺伝子によりDNA修復とアポトーシスが積極的に行われることにより、がん細胞の増殖を抑制する効果があるようです。
また、低線量放射線には、DNAの修復力を強化する効果もあります。DNAにはもともと、自己修復機能が備わっており、活性酸素などによって多少傷つけられても、自力で治すことができます。
(P.18 )医師も認める!!健康&美容の最新療法 ホルミシスの力
低線量放射線によって、活性化したP53遺伝子によりアポトーシスが積極的に行われることにより、がん細胞の増殖を抑制する効果が期待されます。
(P.44)医師がすすめる低放射線ホルミシス 驚異のラドン浴療法
既に日本でもがん治療の選択肢としてホルミシス治療が行えるクリニックが続々と増えていて目覚ましい成果を上げています。
それは知らなかったわ。がん治療って投薬治療か放射線治療が一般的だと思うけど、この放射線治療とホルミシス治療は何が違うの?どちらも放射線を使う治療だけど。
放射線の線量、つまり強さが違うんだよ。放射線治療は高線量の強い放射線だけど、ホルミシス治療と呼ばれているのは低線量の弱い放射線なんだ。がん治療の主役である投薬治療と放射線治療は副作用も大きいんだけど、ホルミシス治療はこれまで副作用は確認されていないんだよ。
それはいいわね~ホルミシス治療だけで、副作用なくがんが治るなら最高じゃない!
と、ぼくもそう思ったんだけど。医師の見解では、初期のガンにはホルミシス治療だけでもかなり治療効果はあるようだけど、進行してしまったガンにはホルミシス治療だけでは力不足で、現状の治療法との併用が望ましいんだって。ホルミシスと併用することで現状の治療の副作用も減らすこともできるそうだよ。
へ~でも全然いいじゃない。費用が気になるわね。
結構リーズナブルだよ。気になるようなら自分でも調べてみて。
免疫力が高まる
低線量放射線を照射されると免疫細胞(がん細胞と闘うナチュラルキラー細胞や異常細胞を見つけて攻撃するキラーT細胞など)が活性化されます。
また、熱ショックたんぱく(ヒートショックプロテイン:HSP)も増えることがわかっています。
HSPは熱というストレスで増えるたんぱくで、体の組織を修復し、免疫力を上げ、ストレスから体を守る生体防御作用があります。
また同時に、免疫細胞をコントロールする制御系T細胞が正しく動くようになり、免疫システムのバランスが正常化されます。このことで免疫システムの異常反応やバランスの崩れによって引き起こされる、アトピー性皮膚炎や喘息、リウマチ、花粉症といったアレルギーや自己免疫疾患に対しても、放射線ホルミシスは有効であると考えられています。
免疫力を上げて、そもそも病気にならないことが大事ね!
その通りですね!最後に今回の記事で引用した書籍をご紹介しておきますね。ぼくらのような一般人にも分かる言葉や図解で解説してくれているので、分かりやすい本でした。
わたしはモノ言う読者マーヤよ!読者を代表してこれから疑問に思ったことをツッコんでいくわ!